プログラマってこんなかんじ??

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東日本大震災から半年経って思うこと

実は母親と祖父が福島に住んでいたりする。
原発から半径数十キロとかそのレベル。
直接的な津波の被害にはあっていないのだが、
震災が起きた際にはもちろん電話も通じず、物流も止まってた。
ただ、わりと早い時間で電気/ガスも復旧し、
今は普段どおりの生活はおくれているみたい。


震災直後。
電車も不通、道路もどうなっているかわからない。
祖父の家までたどりつけるかもわからない。
けど、このままだとどうなるかわからないから直接迎えに行く、
と言ったが、親からは絶対に来るな、と言われた。


私らは寿命まであと20数年。あんたは今からまだ長い。
今から結婚して子供生んだり育てたりするだろう。
原発の状況がわからない、どうなるかわからない場所には
絶対に来るな、来るのは親不孝な行為だ、と。


まーそんなこと言われても子の立場としては心配で仕方ない。
でもどうにもできず、ヤキモキしながら今を過ごしている。


ついこの間。
何かを見てて考えさせられることがあった。
両親とはあとどれくらい会えるのだろう、話せるのだろう、と。


両親は二人とも去年還暦を迎えて。
考えたくないけど、平均寿命とかイロイロ考えるとあと25年くらいなのか?
自分の場合、実際のところ年間何日会っているだろう。
月1回会うとしても年間12回。
12日×25=300日。


この数字を見て考えてしまった。
1年もないのか、と。
会える時間をもっと大事にしないといかんなー、と。
いろんなことを後悔しないように、と。


東日本大震災から半年。
メディアからは震災関連情報がだいぶ減ってきた。
震災直後ほど頭の中がそのことでいっぱいではない自分もいる。
若干麻痺してきているというか慣れつつあるというか。
でもやっぱり、自分の身内が被災しているので余計に他人ごととは思えない。
復興に関してもし自分にできることがあれば、
これからも少しでも協力できたらいいなと考えている。


ありがたいことに、@kuneen 作曲の被災地復興応援ソングプロジェクトの
バックコーラスに参加させていただきました。
元気が出るとてもいい曲なので、
たくさんの方に聴いていただけたら、と思ってます。


Pray〜明日を生きる


震災で亡くなった方々のご冥福を心よりお祈りいたします。