デスク環境 2022 (マイクまわり中心)
コロナ禍で在宅ワークメインになって数年、デスク環境の改善を続けていたがようやく落ち着いた。
マイクまわりが特に変わったのでそのあたりの記録。和室の端っこにこんなごついセットがあるのは正直どうかと思うが「マイクなに選んでいいかわからん」という悩みの方がいれば、試行錯誤の過程がもしかしたら参考になるかもしれない。
マイクまわり
一言でまとめると、
- オーディオインターフェース
- ダイナミックマイク + マイクブースター
という組み合わせでマイク環境が大満足になった。
外部マイク導入
PC 内蔵マイクやイヤホンマイクでも正直全然良いのだが音質に「ある程度」こだわりたかった。理由としては、
- 聞き手のストレスを減らしたい
- 自身が趣味でボーカルをしている
という点。特に前者。仕事の打合せや勉強会イベントでマイクのノイズが多い方の話、正直自分は全然頭に入ってこないんです (ごめんなさい)
マイク選択基準
- カメラ画角に入れたくない (ガチ勢ぽさが少しはずかしい)
- 口元から少し離れた位置に配置できるものが良い
- 指向性はそんなに気にしない
- 値段は 1万前後 に抑えたい
初期
選択肢は以下の2つ。
- コンデンサマイク (AT2020)
- 口元からだいぶ距離あけても余裕で使える
- キーボードの打鍵音が気になる
- ダイナミックマイク (SM58)
- 周囲の音を拾いにくい
- 「口元から離して使う」とゲイン MAX にしてもボリューム不足
- ボーカル的には使い慣れている SM58 を採用したい
今回は「口元から離れたところに配置して雑に使いたい欲」が勝利し、コンデンサマイク (AT2020) を2年近く愛用していた。
補足として、このようなマイクを利用する場合は別途オーディオインターフェースが必要。
自分が利用しているのは一時期ブームにもなったこの AG03。ブームはもう落ち着いた?今は USB Type-C 版も出ているみたい。
現在
最近友人から「ダイナミックマイクの信号を増幅させるマイクブースター」を教えてもらい即導入。「増幅=引き伸ばしされて音質悪化」というイメージだったが、興味半分で試してみたら自分にとっては最高だった。
購入したのはこちらの「CSB1 インライン・マイク・ブースター」
SM58 + AG03 + CSB1 の検証動画を見つけたので紹介。ブースターの有無で実際このくらい音量が変わる。
これで
- 口元からある程度マイクを離しても OK
- ボーカルとしての欲も満たせる
という現在の環境ができあがった。
ちなみに SM58 は2種類があるが、Web 会議用には手元スイッチ付きの SM58S をオススメしたい。手元の物理スイッチでいつでもミュートできるのは安心。
学び
ガジェットを変えるだけで Web 上の印象が良くなるなら、(おじさんは特に) 非常にコスパのよい投資だと思っている。 今回のマイクセットは3万以内。音質の上を見ればキリがないのだが、まだ現実的な金額だと思う。
あと、オーディオ関係機器はサウンドハウスで購入するのが圧倒的に安い(ことが多い)。コロナ禍になるまで知らなかった 🙃