プログラマってこんなかんじ??

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賃貸に防音室を導入した話

長いので、先にまとめると

  • 趣味でボーカルをしている
  • 練習できない環境が続いていた
  • 防音室を実際に見て、その場で購入を決めた
  • 毎日声を出すのが当たり前になった
  • かかった費用は、約15万円

そもそもの話

自分は趣味でボーカルをしています。

住居は賃貸で壁が薄く、時間やまわりを気にしながら声を出す必要があって。「練習しよう」と思ってもなかなか腰が重い、そんな状態がしばらく続いていました。

防音室があれば便利だろうな、とは思っていましたが、「もっと本気で活動している人のもの」というイメージがありました。

ただ、音楽の大先輩(せいさん)が運営している「防音室オープンソースプロジェクト」のことは前から知っていて、なんとなく気になっていました。

そんなこともあって、「一度実物を見てみたいな」と思い、見学に行くことにしました。

www.bouonshitsu.info

防音室ラボを見学

せいさんに連絡し、防音室を見せていただきました。まずは実物を見てみたいだけで、まだ買うつもりはありませんでした。

実際に防音室の中に入って、声を出して最初に感じたのは、音のことよりも先に、「あーーー遠慮しなくていいんだ」という感覚でした。

大きな声を出しても、

  • 周りを気にしなくていい
  • 時間や隣人のことを考えなくていい
  • これがあれば、いつでも声を出していい

防音室から出てすぐ、「買わせてください」とお願いしました。

設置の流れ

  • 設置は3回に分けて実施(各2時間ほど)
  • 平日夜、仕事終わりに来てもらった
  • 搬入は一緒に手伝い、作業は見ているだけ

設置の様子はこんな感じです。

防音室完成 (2025/2/21)

設置完了後、この日は夜中までずっと防音室の中で余韻に浸っていたのを覚えています。

何が変わったか

とにかく、毎日声を出せるようになりました。

  • 起きて、仕事の前に声を出す
  • 休憩のついでに声を出す
  • 思いついたときに声を出す

声を出すことが日常になった気がします。長時間こもって練習する日もありますが、それよりもこの変化のほうが大きい。うまくなったかどうかは正直わかりませんが、自分の声に対する解像度は確実に上がったと思います。

よかったところ

一番よかったのは、いつでも声を出せる環境ができたことかな、と思います。

  • 時間を気にしなくていい
  • 周りを気にしなくていい
  • 思いついたときに声を出せる

あとは、

  • リモートワークの作業部屋として使える
  • YouTube や音源を、遠慮なく聴ける
  • 気兼ねなく音を出せるオーディオスペースになる

「防音室」というより、音に関して気を遣わなくていい場所、という感覚に近いかも。

気になるところ

強いて言うのであれば、それなりに大きいです。自分の場合は「2x3 (約1畳)」+ ドア開閉スペースが必要でした。

  • それなりのスペースは、確実に必要
  • 誰にでもおすすめできるものではない

必要な人が、理解したうえで買えばいいと思います。

あとは、一緒に住んでいる人がいる場合は「理解を得られるかどうか」。ここはもう頑張ってください、という話になります。

かかった費用

こちらが実際の見積書 (2024/11/29 時点) です。

今回の防音室設置にかかった費用は 147,912 円 (税込) でした。金額は状況によって変わるみたいなので (材料費の高騰など) 、気になる人は直接聞いたほうが早いと思います。

また、別途「簡易クーラー」が必要でしたが、アドバイスをいただいて、自分でメルカリで格安購入しました。

少し個人的な話

ちょっと前の話ですが、バンドをひとつ離れました。誰かが悪かったという話ではなく、今思えば単純に自分が未熟だっただけかなと思います。バンドを離れたあと、人前で歌うことに対しても少し距離ができていました。

そんなとき、友人の結婚式で、サックスプレイヤーの大先輩と話す機会がありました。バンドを離れた話をすると、「もったいない。また歌の場に引っ張り出すからな」とうれしい声をかけてもらいました。さらに、「自分のタイミングで来ていいよ」と、そんな距離感でバンドに誘っていただいて。本当にありがたくて、「またちゃんと練習しようかな」と久しぶりに思えました。

このときのやり取りが、防音室を買おうと思った大きなきっかけでした。

その頃の自分を振り返ると、

  • 月2回ボイトレには通っている
  • でも練習するのは、その直前くらい
  • 普段から声を出す習慣はほとんどなかった
  • 賃貸で壁が薄く、隣人を常に気にしていた
  • 小声なら出せるけど、気を遣うことに集中してしまう
  • カラオケに行こうと思って、行かない日が続いた

やる気がないというより、声を出すハードルが高い状態が続いていたのかな、と思います。ただの言い訳かも。

まとめ

何かが劇的に変わった、という感じではないのですが、声を出すことが日常になっただけで自分にとっては十分でした。

防音室は、正直、全員に必要なものではないと思います。それなりのスペースも必要ですし、金額も安くはない。

でも「声を出したいのに出せない」「練習したいのに環境がない」状態に悩んでいる人は、考えてみる価値はあるかなぁと思います。

少なくとも自分にとっては、「声を自由に出していい場所」ができただけで十分な買い物でした。すでにもっと広くしたい願望が出てきています。

そして環境面の言い訳ができなくなったので、いろんな意味で逃げ場もなくなりました笑

追加カスタマイズ(後日)

使っているうちに、ピアノ台と棚が欲しくなりました。最初はスノボのワックス台にピアノを載せて使ってたのですけど、せっかくなら・・・という欲望。

再びせいさんに相談して付けてもらいました。

自分好みにカスタマイズできるのと、困ったら相談できる人がいる、というのは大きい。